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 かみの吉弘事務所

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「復活!!東京!」というスローガンを掲げて品川区で闘う、かみの吉弘のレポートです。
過去の活動記録:平成20年 2月
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平成18年 12月 9月 8月 6月 5月 1月
平成17年 11月 10月 8月 7月 6月 5月 4月 3月
 
 ◆新銀行東京への追加出資について 平成20年4月14日


 
新銀行東京への400億円の追加出資が、都議会で可決された。

平成17年4月、当時深刻だった中小企業に対する「貸し渋り」や、「貸しはがし」対策を目的に、東京都が1,000億円を出資して開業したものの、昨年9月の中間決算で累積赤字が936億円。開業から3年足らずで、経営破綻寸前の状況に追い込まれていたわけだ。

既存の金融機関の、土地担保主義一辺倒から脱却して、中小企業が持っている技術や、経営者の資質を評価して融資するという経営方針は、中小企業にとっては理想の金融機関の登場であった。

しかしこのビジネスモデルは、融資担当者が足繁く融資対象の企業を訪問し、経営者と面談を繰り返し、現場の雰囲気を肌で感じることが出来るぐらいの手間を かけなければならないほどの高いリスクを有するものであるのに、漏れ伝わってくる情報では、融資実行の件数や額に応じて行員に最大200万円の報奨金を出しただとか、「半年潰れない会社だったらどんどん貸せ」といった号令を旧経営陣が発しただとか、安易な融資拡大に走り債務不履行を急激に増やしていった有様が、手に取るようにわかってしまう。

あのバブル時代、サラリーマンとして融資業務に関わってきた経験から言えば、新銀行東京経営陣は、バブルの教訓が全く分かっていなかったのだろう。

バブルの教訓とは、「金貸しは、営業してはいけない」という単純なことである。

融資には当然リスクが伴う。借主に借りてくださいと言えば、本来慎重に行うべき与信審査も杜撰になり、不良債権が山積してしまうのは自明ではないか。ましてや新銀行が行おうとしていたハイリスクなビジネスモデルにおいては、今回のような結果になることは火を見るより明らかである。せっかく中小企業のために投資をした1,000億円の税金が、無能な経営者によって紙くずとなってしまった。刑事責任の追及まで視野に入れた、真相解明が望まれるところである。

中小企業の経営にとって、一番の関心事は資金繰りである。その経済規模が大きな大企業に比べて、経済のパイが小さい中小企業では、ちょっとした変動要因で売り上げが大幅に減少したり、予想以上の利益があがったりを繰り返す。売り上げが減少すれば即座に資金繰りが悪化し、利益があがれば税金の支払いによってやはり資金繰りが苦しくなる。100万・200万の金が足りず、金融機関の融資も間に合わずに倒産するケースがいかに多いことか。

その実態を勘案すれば新銀行は、2,000万、3,000万といった大口の融資案件を追い求めることはせず、そのような設備投資資金は都市銀行に任せて、すぐに収益はあがらずとも、小口の融資に特化すべきだった。中小企業の資金繰り改善に役立つことこそが、その存在価値だったはずだからだ。今回の追加出資にあたり、新銀行は店舗を減らし、行員も大幅に減じるといったリストラ策を提案している。

しかし上述したように、中小企業のために本来目指したビジネスモデルを追及するには、一定の行員数を確保し、手間をかけたきめ細かい与信審査をしなければならないはずである。その意味で本来中小企業支援の目的で設立された新銀行の、この経営改善策は本末転倒でありその存在意義を失うことになるだろう。やはり、400億は追加出資すべきではなかったのだ。


※写真は、西大井駅駅頭にて撮影
更新情報
平成19年4月14日 新銀行東京への追加出資について。
2月22日 国民の安全について。
   
平成19年12月10日 家族について想う事。
8月19日 8月15日、靖国神社に昇殿参拝。
7月21日 みたま祭りに行って参りました。
3月14日 加西市長の中川暢三さんにお目にかかりました。
   
平成18年12月30日 平成十八年、年末所感。
9月7日 論文賞の「私の正論」に入選。
8月25日 高橋区長のご冥福を心からお祈りします。
8月24日 8月15日、靖国神社に昇殿参拝。
7月1日 かみの吉弘の駅立ち。
5月28日 国民大集会に参加。
1月22日 平成十八年、年頭のご挨拶。
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■かみの吉弘のプロフィール

 昭和32年9月10日
 地元・品川区五反田の神野木材に生まれる。
 区立第三日野小学校卒業
 区立日野中学校卒業
 都立日比谷高等学校卒業
 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
 その後、会社員を経て、平成元年に税理士試験に合格。
 現在税理士。
 東京税理士会品川支部、
 (社)宅建品川区支部第二地区に所属。
 NPO法人の設立に参画し、
 地元・品川の産業復活に取り組む。
 衆議院議員西村真悟の下で政治を学び、
 拉致問題を通じて衆議院議員松原仁と知り合う。
 共に「復活!!東京!」をスローガンに、
 税理士としての視点から首都・東京の変革に
 向けて邁進している。
 現在 民主党東京政策委員として活動中。
 
 (まつばら仁衆議院議員と五反田駅前にて演説)
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